農地転用の届出・許可の費用について

農地を宅地や駐車場などに変更する場合、「農地転用」の手続きが必要になります。
この手続きには 届出で済むケース許可が必要なケース があり、費用も大きく異なります。

今回は、実務ベースの目安費用について解説します。


市街化区域の場合(農地転用届出)

市街化区域内の農地は、原則として「届出」で手続きが可能です。
許可ではないため、比較的簡易な手続きとなります。

当事務所の目安費用は次のとおりです。

農地転用届出:35,000円+税

※内容により多少の増減があります。

一般的には、

  • 役所調査
  • 申請書作成
  • 添付図面作成
  • 提出代行

まで含んでいます。


市街化調整区域の場合(農地転用許可)

市街化調整区域では原則として農地転用は「許可制」となり、手続きの難易度が一気に上がります。

また、行政書士費用とは別に、測量や登記が必要になるケースが多いのが特徴です。

行政書士業務の目安

約40万円〜(測量費別)

含まれる主な業務:

  • 事前調査
  • 役所協議
  • 図面作成
  • 許可申請書作成
  • 補正対応
  • 許可取得までの対応
  • 標識の設置
  • 完了報告書の作成・提出

案件によっては開発許可や43条許可との複合になる場合もあり、費用は変動します。


農地転用許可で必要になる測量・登記

農地転用許可では、ほぼ確実に現況測量が必要になります。

さらに状況によっては、

  • 境界確定測量
  • 分筆登記
  • 地目変更登記

が必要になることもあります。

いわゆる「フルコース」になると、面積にもよりますが、

総額60万円〜

程度になるケースが多い印象です。

※もちろん規模や条件により大きく変わります。


当事務所の特徴(他事務所との違い)

農地転用許可は図面作成の比重が大きく、行政書士事務所によっては

  • 申請書作成のみ対応
  • 図面は外注(測量会社・設計事務所など)

としているケースも少なくありません。

その場合、

  • 打合せ先が増える
  • 修正対応に時間がかかる
  • 外注費が上乗せされる

といった理由で、結果的に費用が高くなることがあります。

当事務所では、

  • 調査
  • 図面作成
  • 申請
  • 標識設置
  • 完了報告

まで一貫して対応可能です。

窓口が一本化されるため手間が少なく、内容によっては費用を抑えられる場合もあります。


費用が大きく変わるポイント

農地転用の費用は次の要素で大きく変わります。

  • 市街化区域か調整区域か
  • 面積
  • 境界確定の有無
  • 分筆の必要性
  • 他法令許可の有無
  • 造成計画の有無

同じ「農地転用」でも数万円で終わるケースから、100万円を超えるケースまで幅があります。


まとめ

農地転用の費用目安は次のイメージです。

  • 市街化区域(届出)
     約3.5万円+税
  • 市街化調整区域(許可)
     約40万円〜(測量別)
  • 測量・登記含めた総額
     約60万円〜

最後に

農地転用は土地の条件によって必要な手続きが大きく変わります。

「自分の場合いくらくらいかかるのか知りたい」

という段階でも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。